菊地留です。
誰かを見て「うらやましい」とか「いいなあ」って思うことは、
あなたもどこかで一度、似た経験したことがあるんだと思うよ。
覚えてないかもしれないけど、小さい頃だったり前世だったり。
私子供の頃から大人みたいに人生論語ったり、両親の夫婦げんかの仲裁に入ったりしてたから、
子供らしく甘えたりしたことなかったなあって思ってた。
だから、子供が親に甘えてたり、泣いて「抱っこして〜」って言ってたりしてるのを見ると、
「甘えてんじゃねえよ!」と思いながら、甘えられていいなあって思ってた。
でもねえ、ふと思い出したんですよ。私を子供でいさせてくれる人が。
それは、母方のおじいちゃん。
おばあちゃんとおじいちゃんは、訳あって別居をしていたんだけど、おばあちゃんはとても
厳しい人で、私にとっては「教えてくれる人」だった。
一方おじいちゃんは、誕生日、クリスマス、ひなまつりはケーキを持って下駄で大阪から来てくれた。何を話す訳でもなく、ただ嬉しそうに私たち姉妹の顔を見て、帰って行った。
おじいちゃんは、私が小学校6年の時に亡くなった。
脳梗塞の後遺症で、ほとんど口もきけなくなった時も、病院にお見舞いに行くと、ただ嬉しそうに笑ってくれた。
わたしは、おじいちゃんの前では、子供でいられた。
あまりに自然なことだったので、忘れてしまっていた。
自分にとって大切なことって、意外に忘れているのかもしれない。
だから、あなたも忘れているだけかもしれないよ。いや、きっと忘れているだけ。
本当の自分と繋がる道案内人 菊地 留(りゅう)
「これから私はどう生きるの?」 体や役割の変化によって、 揺らぎと不安やモヤモヤが押し寄せる。 何か分からないけど探し続けてきた。 私がやらなきゃって頑張ってきた。 心の重荷にサヨナラして、 楽しく自分らしくいきませんか?
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