しょうがないは、しょうがなくない。

菊地留です。

 あの子また会社休むってよ。
ふーん。イラっ
具合悪いんやから、しょうがないよな。
ふーん。イラっ
あれ?今度は家族にご不幸があったって。休むのはしょうがないよな。
またかよ。イラっ

「しょうがない」って納得してるけど、ホントは全然納得してなかった。
 でも「しょうがない」って思わせたかった。
 なんであの子は申し訳なさそうじゃないの?
誰からも愛されて、金銭的にも恵まれてんの?
家も建てて、ステキな家具も買えて、子供も居てんの?

全てに反応しながら、普通に振る舞う自分も嫌いや!
 これもしょうがない?

そんな嫌な自分も見たくないし、誰からも良い人に見られたい。せこい私。

自分の思うままに行動出来る人を見ると、羨ましさの裏返しの怒りに包まれるが、そんな自分を見たくないと「しょうがない」の一言で誤魔化そうとする。

そんな事しててなんになんの?

どんな自分も受け入れたいと思いながら、受け入れたい自分を選んでいる。
 何が悪い?

悪かぁないよ。悪かあない。
けど、ずっと地獄だよなあ。
自分誤魔化しの地獄。

地獄の中でどんなに叫んでも、誰にも聞こえはしない。
自分の耳に誤魔化しの叫びが響くだけ。

もう疲れた。

そう思えた時、小さな光が見えた。

そこに行くべき!
本当の私が言う。お腹の底に響く声。
ホンモノの声。

数十年重ねてきた「しょうがない」がいつ解消されるかは分からない。
けど、わたしは諦めない。

本当の私が光の中で待ってる限り、諦めない。
 

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本当の自分と繋がる道案内人 菊地 留(りゅう)

「これから私はどう生きるの?」 体や役割の変化によって、 揺らぎと不安やモヤモヤが押し寄せる。 何か分からないけど探し続けてきた。 私がやらなきゃって頑張ってきた。 心の重荷にサヨナラして、 楽しく自分らしくいきませんか?