菊地留です。
9日から出発するはずだったワシントンDC。
台風15号の影響で成田空港にたどり着く為に11時間かかり、挙げ句の果てにフライトは欠航。
電車もほとんど走っていない、高速道路は閉鎖。 ついに成田空港に一泊することから始まった、
今回のワシントン公演。
やっと出発できた11日のフライトから「行ける」ことへの安心感から頭痛が始まり、映画も観ず、食事もほとんど取らずワシントン到着。
私たちが最後の到着メンバーだった為、当初のスケジュールを変更していただき、11日に練習、
夜の合唱公演、次の日も朝から夜まで公演が続きました。
頭痛が続くなか、少しでも状態がよくなるように、水分以外は食事も減らし、早く休むようにしていました。
たった二日間でしたが、とにかく本番だけに意識を集中していたかった。
今思えば、こんなに集中したことがなかったからかもしれない。
私一人の人間ができることなんて、小さいことかもしれない。今思えば、最悪、口パクもでもよかったのかもしれない。合唱やしね。
でも、ワシントンでの私は一瞬もそんなことは考えられなかった。
無事に公演を終えた夜は、シャワーも浴びず横になった。
次の日は、一日自由行動だったけど、とにかく休みたかった。結局昼の1時まで寝ていた。
そして、シャワーを浴びようとドアの近くにいったら、こんな札が落ちていた。
外出から帰ったら無くなってたんだけど。
「大きな違いを造る、一つの小さな一歩」そんな意味だろうか。
ひとりの人間の人生なんて、ちっぽけなものかも知れない。
でも、そのちっぽけな一人一人の人間が集まれば大きな変化を生むことができる。
だから、まずはちっぽけな私が、今に集中して生きること。
そこから始めればいいんだな。
本当の自分と繋がる道案内人 菊地 留(りゅう)
「これから私はどう生きるの?」 体や役割の変化によって、 揺らぎと不安やモヤモヤが押し寄せる。 何か分からないけど探し続けてきた。 私がやらなきゃって頑張ってきた。 心の重荷にサヨナラして、 楽しく自分らしくいきませんか?
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