あの時の自分には出来なかったこと。

菊地留です。

 きっかけは、何気ない主人の一言でした。
 とても深く感動した映画を観た直後でした。
 人が生きていると、お互いの間で目に見えないエネルギーが交差していて、そのエネルギーがぶつかる瞬間に起こる光や音が、私の中で見えている面白さに浸っていた時でした。
(抽象的ですみません)

 その見えてたものが一瞬にして消されて??ここはどこ?って感じがしました。
 元の世界に連れ戻された感覚。
 その場はそれで終わりました。

 そのあとしばらくしてから、ふと父のことを思い出しました。
そう言えば子供の頃、楽しい話しをすると全く違う話しをされて聞いてもらえなかったり、遊びに連れて行ってくれると約束したのにその日の朝行かなったりしてたことを思い出しました。
その時私はあまり泣いたり、怒ったりした事はありませんでした。
ただその事を理解しなければならないと思い、黙って悲しみや怒りを感じないようにしていました。

 いまの今まで思い出した事なかったけど、暗い情景だっただろう、重い雰囲気だったんだろなぁと、感じると共に今の私は耐えられないと思いました。

 自分の想いに蓋をする事が、自分を苦しめることは理解できるようになり、もうそんな辛い人生は送りたくない。
 あの時の自分には出来なかったかもしれないけど、今はどんな私も感じて大切にしたい。
 そんな想いを確認できた時間でした。



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本当の自分と繋がる道案内人 菊地 留(りゅう)

「これから私はどう生きるの?」 体や役割の変化によって、 揺らぎと不安やモヤモヤが押し寄せる。 何か分からないけど探し続けてきた。 私がやらなきゃって頑張ってきた。 心の重荷にサヨナラして、 楽しく自分らしくいきませんか?