小さな庭の長い歴史。

菊地留です。

 久しぶりに実家の庭を眺めてみた。

母は西洋の草花が好きなようで、可愛い花々を植えている。
父は昔、盆栽を好んで庭に飾ったりしていたので、松や紅葉を植えている。
和洋の植物が混雑している庭やなぁ、と改めて思う。

 だけど、妙に馴染んでまとまっている。
 これが夫婦なんかなぁ、と思う。

 馴染む迄にまとまらず、チグハグな時もあっただろう。
それが長い時間をかけて、混ざり合い一つにまとまっていく。

 いま、その過程を庭を見て思う。

ふと、「ここで瞑想してみよう」と思い、椅子に座って、春の風と空気を感じながら瞑想した。

 私も少し、庭に馴染めたように思う。

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本当の自分と繋がる道案内人 菊地 留(りゅう)

「これから私はどう生きるの?」 体や役割の変化によって、 揺らぎと不安やモヤモヤが押し寄せる。 何か分からないけど探し続けてきた。 私がやらなきゃって頑張ってきた。 心の重荷にサヨナラして、 楽しく自分らしくいきませんか?