菊地留です。
今日のバンジージャンプ経験は、とても深かったなあ。
バンジージャンプをすることは、なんと!
死の恐怖を安全に体験する!
ということが、意図だったんだんですけどね。(なんでも自分が意味付けしてしまえば、
その意味にあった答えが見つかるんですよねえ)
ちなみに、私はヒーラーの先輩からのアドバイスで、バンジージャンプから死の恐怖学べんのか?って最初は思ったんですが、面白そうだからやってみました。
まあ、はじめはビルの7階ぐらいの高さから、飛び降りるって書いてあったんですが、
いまいち想像つかない。で、ジャンプ台の下から見上げてみると、
「そんな、高くないやん」と偉そうに。
付き添うの旦那も「そうだね」と言いながら、自分は絶対やらない!とのことで、私の勇姿をカメラにおさめる担当に任命!
先にバンジージャンプ台の階段を上る男性を見ると、余裕の表情。
「これは楽勝だな。ふふふ」
命綱のハーネスを着けてもらい階段を上っていく。
「余裕だな」階段を上るほうが疲れてあまり下を見ず、そしてほぼ上に来た時、フッと下を見たら「た・た・高い…」 あら?なんだこの足がすくむ感じは…
ジャンプする高さまで来た時、改めて足元を見ると、下が透けた金網から地上が…
ぞわぞわぞわ〜
今まで味わったことのない体のこわばりと、もう逃げられない感じが言葉では表せない恐怖心を感じたわけです。
「自分にはどうすることもできない」見たことのない世界。道なんてない。行き先もわからない。自分しか頼る人がいない。そんな私と一対一の世界。
担当のお兄さんが淡々と注意事項をいうのを聞きながら、今思えば、逆に優しく言ってもらったら、飛べなかったなと。
あしはすくみまくり、やめるということも一瞬よぎったものの、
「いや!私は乗り越えるんだ」と決意し(そこまで出来ていなかったな)
お兄さんを信じ、下を向かず、真っ直ぐ前だけを見て、飛びました。(飛ぶ最後まで、足はぶるってたな)
地上に降りた時、ひとりではない世界に戻れてホッとしたのが少し涙が出てきました。
てことは、死の世界はひとり? 生きてる世界は、ひとりじゃない?だろうか?
感覚として私はそう捉えました。
そして、下ばかりを見て人の作り出した道を歩いているのではなく、作られた道の横に広がる広野に自分の足で道を作っていこうとする時の恐怖。この道は間違っているのかもしれない、もう二度と戻れないかもしれない恐怖。
でもね、恐怖の先にあるのは、信頼と安心なんだとも確信した。
深いねえ、たかがバンジージャンプ、されどバンジージャンプ。
本当の自分と繋がる道案内人 菊地 留(りゅう)
「これから私はどう生きるの?」 体や役割の変化によって、 揺らぎと不安やモヤモヤが押し寄せる。 何か分からないけど探し続けてきた。 私がやらなきゃって頑張ってきた。 心の重荷にサヨナラして、 楽しく自分らしくいきませんか?
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