菊地留です。
私の両親はアナログな人で、二人ともガラケーで、連絡も電話、ネットで買い物も出来ず、欲しいモノがあったら私に「アマゾンで頼んで〜」という。
そんな両親ですが、孫(小学生)が携帯を持った事でショートメールをやりだした。
母の方はたまに姪っ子とやりとりしてるようだけど、父は頻繁にくるメールに対応出来ず、そのうち孫に「おじいちゃんはダメだな」と諦められたのか、メールもしなくなってたよう。笑
そんな両親が、先日我が家に来た。
その際、一旦電話で途中連絡してきたもののさすがに電車の中では電話出来ない為、父がメールをしてきた。
句読点がない。
誤字が必ずある〜 笑
必死にやってる姿が思い浮かぶ。
何度かやりとりがあり、無事到着。
一泊だけだったが、いろんな話も出来て喜んで帰っていった。
二人が帰った日は私は仕事だった。
私が家に帰ったぐらいに、父からメールが来た。
「お疲れ様いま家に着きましたありがとうまた」
まだ句読点はなかった…。
そして、あー、私が父に「お疲れ様」なんて言われるようになったんだなぁ、と思うとなんか泣けてきた。
メールなんて一方的な感じがして、実はあまり好きではない。
けど、今回はメールもいいかな、って思えた。普段言えないことも言えて、聞けないことも聞けることもある。
この時は、メールが好きになった。
本当の自分と繋がる道案内人 菊地 留(りゅう)
「これから私はどう生きるの?」 体や役割の変化によって、 揺らぎと不安やモヤモヤが押し寄せる。 何か分からないけど探し続けてきた。 私がやらなきゃって頑張ってきた。 心の重荷にサヨナラして、 楽しく自分らしくいきませんか?
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