菊地留です。
先日のブログで、自分の本当の望みを選択出来ない理由の一つとして、
インナーチャイルド・バーストラウマがありますとご紹介しました。
今回は私のバーストラウマを実感し、一つのバーストラウマを解消できたことで、
親との関係が変化した経験をお話ししたいと思います。
私はヒーリングを受ける前は、自分のインナーチャイルドやバーストラウマを自覚
していませんでした。
先天性の心臓病だった私は、友達と一緒に歩いたり、走って追っかけっこが出来なかったので、
そのことで、大人になっても「出来ない自分」が行動をする時にネガティブなに考えたりする原因の
一つになっていたとは認識していました。
ですが、意識できていたことで、ネガティブな自分の面と向き合うことが出来、行動も少しづつ
変わってくるようになりました。
意識にあがってくれば、扱いやすいのですが、潜在意識に埋もれていることは、向き合うにも向き合えないわけです。
そして、埋もれているネガテイブな強い思い込みや自分の物ではない感情は、自分の本当に望む選択をさせないように強く押さえ込みます。
幼い頃から正義感が強かった私は、世の中の理不尽なニュースを見ては怒り、正義が勝つ!ドラマや映画を好んで見ていました。間違っていることは許せない、どうしてあの人はあんなことをするんだ!と、間違っているか?正しいか?をいつも判断していました。
結婚しても、主人に対してとにかく怒って、説教したり(一晩中)してました。
しかし、ヒーリングを受けて一年くらい経ち、インナーチャイルド・バーストラウマ解消瞑想会に参加した後のこと。
ふと気づいたのです。
私があんなに怒っていたりしたのは、本当に私の感情だったのだろうか?
いや、私のものではない。母のおなかの中にいた時の母の怒りの感情を自分のものであると、
思い込んで生まれてきたのではないだろうか、と。
そして、それを確かめるため母に聞いてみました。
「私がお母さんのおなかにいる時、むちゃくちゃよく怒ってたんと違う?」と。
母の答えは、父に対して、姑に対して、怒ってばかりだったそうです。
表面に出して怒れなかったが、心の中で怒りを持ち続けていたと。
それを聞いた時、私の中にスーッと風が通った気がしました。
「もう、怒らなくていいんだ。」と安心したのです。
その後わたしは、母の怒りを手放したからか、母との関係が変わりました。
私たち親子は一つの「怒り」という感情で繋がっていたんだと思います。
それがなくなったため、それぞれが一人の人間として生きていけるようになったように思います。
そして、主人に対してもほとんど怒らなくなり、主人がびっくりするぐらいです。
私が落ち着いたからか、主人も自分の心の内を話してくれるようになったように思います。
これが、私のバーストラウマに気づいた経験です。
ヒーリングを受けて、私のエネルギー状態がよくなったことで、バーストラウマに気づきやすくなったのだろうと思います。
人間というのは本当に複雑で、奥深いんですね。
私の知らない私が、まだまだ隠れているんだと思うと、これからが楽しみでしかたありません。
本当の自分と繋がる道案内人 菊地 留(りゅう)
「これから私はどう生きるの?」 体や役割の変化によって、 揺らぎと不安やモヤモヤが押し寄せる。 何か分からないけど探し続けてきた。 私がやらなきゃって頑張ってきた。 心の重荷にサヨナラして、 楽しく自分らしくいきませんか?
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