私の中にあるワンネス。

菊地留です。


 今年は、10年ぶりぐらいに合唱に参加します。

それも公演場所はアメリカ!


 この公演が決まった時に誘われたものの、わざわざアメリカに行くほどの経験もないし、

あまり団体行動が好きではない私は、行く気持ちにはなれませんでした。

そしてこの合唱の目的が、「ワンネス」や「レゾナンスハーモニー」だったことから、イマイチ

意味が実感出来なかったのです。

言葉では、「ワンネス」「ハーモニー」というのはよく聞くのですが、自分のこととして受け入れるまでには至っていませんでした。


 それが今年になってから、「やっぱりアメリカに行こうかな」と思い始めた自分に気づいたのです。

なぜなら、数年の自分に向き合う取り組みの中で、今まで避けてきた面倒くさい部分「他者との共存」無くしては、私の今生の目的を果たせないのでないか?と思い始めたからです。

 とは言え、私は社会の中では十分に他者と上手く人間関係を作っているように見られているので、私を知っている人からすると、???な感じかもしれません。

 しかし私自身は、本当の意味で人を信頼しているか?と言われれば、「はい」と言えないことが分かっていました。

その私が、この先の人生を見つめた時、もう嘘の人間関係は続けていけない、どうにかしなければ!と動き出したのです。


 その第一歩が、合唱に参加することでした。

プロの歌手ではない私たちですが、共に自己成長の学びを続け、社会に貢献できる生き方を目指す仲間たちが唄うことで何を感じるのか?

 あと数ヶ月ですが、練習のたびに行く意味を感じ出しています。


 そして、「ワンネス」「ハーモニー」の意味を再び考えた時、私は気づきました。

私たちは、周りにいる人間や動物、植物、つまり自分の外側にあるものと一体になる感覚を、ワンネスだと思ってはいないでしょうか?

 でも違うとおもうんです。

私という人間の中に、分離したいろいろな私が一つの共通の目的を持って生きよう!とした時、そしてその目標に向かって動き続けた時、私の中で「ワンネス」や「ハーモニー」を感じるのではないでしょうか?

 だから、自分の中が分離したままで、周りと繋がる感覚を持つことは出来ないと思いました。


 苦しみながらも本来の自分と繋がりたい!という気持ちで、自分と向き合い一瞬のワンネスを感じながら、また成長を続ける、そんな人たちが集まって合唱をする。

まさに「レゾナンスハーモニー」が生まれそうな予感がしています。


 本番まで二ヶ月ほどになりましたが、参加を決意できたこと、私の魂の声に感謝です。

 

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本当の自分と繋がる道案内人 菊地 留(りゅう)

「これから私はどう生きるの?」 体や役割の変化によって、 揺らぎと不安やモヤモヤが押し寄せる。 何か分からないけど探し続けてきた。 私がやらなきゃって頑張ってきた。 心の重荷にサヨナラして、 楽しく自分らしくいきませんか?