「ありのまま」に生きてるなんて、真っ赤な嘘だった。

菊地留です。

　こんなにゆっくりした時間を過ごすのって、何年ぶりだろうか？

それも外に出て行かずに自宅にいるなんてなかったなあ、って実感してます。

　時間があるので、ここ数年のあったこと、やってきたことを振り返っています。

その時感じたことも含めて、今との違いとか。

そうすると出来事を再体験している感じで、また新たに気づきがあったりして、体験が深く感じられるようになったりしました。

で、一通り振り返ってみて今の自分の感覚として、ふと出てきたのが、

「変化することは怖いよな」ってこと。

　いままで自分らしく、本当の自分に近づくために、自分自身と向き合い少しずつではあるものの、

本当は自分の気持ちを知ることができるようになったけど、ある程度までいくと、その場にとどまる自分がいたりして。

　本当の自分になっていくことは、「いまのまま」とは違う。今のままは変化しないでと止まっていること。変化するから「ありのまま」に近づける。

そう本当の自分は「ありのままの自分」ってこと。

　「ありのままの自分」って「いまのまま自分」とは全然違うよ。たぶん。

🎶ありの〜ままの〜自分になるの〜！　なんて　すごい勇気のあることなんよねえ。

今更ながら、あの歌（「アナと雪の女王」の挿入歌）がみんなの心を掴むっているのはよくわかる。

潜在的にみんな「ありのまま」で生きたいと思ってるってこと。

でも、そんな勇気は怖くてでないから「いまのまま」生きている人が多いんやなあって妙に納得したのでした。

　私は、もう「ありのまま」生きるしかないと、あらためて思いました。

　でもこのコロナによって、もう私たちがコントロールできることは限られている。

だから、止まっているのをやめて、勇気を出してありのまま生きていこう！と決める人が、増えたらいいなあ。